取引形態にもいろいろある?

取引形態にもいろいろある?

商社では主なものでも4つの取引形態がある

商社の主な取引形態は、国内取引、輸出取引、輸入取引、外国間取引の4つ。

仕切取引、代行取引、ひも付き取引などにも分類できる。

4つの取引形態とそれぞれの特徴

商社のトレードビジネスにおける基本的な取引形態は、国内取引、輸出取引、輸入取引、外国間取引の4形態である。各取引形態について、その概要と主要な取扱商品などを見ると――。

国内取引は、国内で仕入れて国内で販売する取引形態で、鉄鋼メーカーから鋼材の供給を受け、自動車メーカー、重電機メーカー、造船メーカー、家電メーカー向けに販売するほか、国内のマンション販売、建設請負、建設資機材の販売などが挙げられよう。

輸出取引は日本の経済成長の牽引役を担った取引形態であるが、円高の影響を大きく受けるのが難点であった。輸出の代表的な品目には、自動車及び関連部品、各種プラント(重電機プラント、化学プラント、製鉄プラントほか)、精密機械など、日本企業の高い技術力で競争力のある分野が中心だ。アジアなどのインフラ需要が旺盛な地域は各種プラントの取引が活発で、自動車はアジア向けに自動車部品を分解して輸送し現地で組み立てるノックダウンパーツの輸出や、中東向けの完成車輸出などを行なう。

輸入取引の主要商品は、鉄鉱石や原料炭などの鉄鋼原料、国内の電力会社向けの原油・LNG(液化天然ガス)・一般炭、中国製衣料品、欧米高級ブランド衣料、原木・製材(米材、ロシア材、南洋材、北欧材等)などで、資源エネルギー関連や素材関連が多い。

中国の衣料品については、最近、SPA(製造小売業者)の台頭により、輸入が大幅な増加傾向にあった。

外国間取引は、三国間取引とも呼ばれ、日本を経由しない外・外の取引形態のことである。英国にある非鉄金属の先物市場でのLME取引、主要国の拠点で行なう原油のトレーデイングなどで、売上高が非常に拡大した時期もあり、1980年代後半の売上高競争時代は、貴金属ディーリングなどもこの取引形態が最も多かった。最近は中国産衣料品の米国向け輸出や成長著しいアジアの域内取引などが活発化している。

その他の取引形態

4つの取引形態は、取引先である買い先と売り先の所在地域が、国内か、海外かという切り口で分類されたものと言えるが、このほかに取引の手法などを切り口にした取引形態として、仕切取引、代行取引、ひも付き取引などがある。

仕切取引は、売り先を決めずに商品を仕入れて販売する取引で、市況が上昇すれば利益幅が拡大するが、逆に下落した場合は多大な損失を被るリスクの高い取引である。

代行取引は、メーカーに代行して行なう取引で、口銭率が非常に低い。ひも付き取引は、できあがった製品を買い取る条件でメーカーに原材料を供給する取引などである。

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